転職求人情報の探し方

今の会社に不満がある、もっとキャリアアップしたい…など転職の理由は人様々ですが、転職活動を成功させるためにも「あなたにぴったりの会社選び」は万人に共通して、最優先事項だと言えます。

転職する理由をすでに明確にしたあなたなら、転職先企業に望む条件もある程度は明文化できているでしょう、その条件を元に企業をいくつかピックアップしたら今度は細かい条件について、あなたの希望とあっているかどうか見ていきます。

・職種と仕事内容
希望職種に加えてやりたい仕事とできる仕事を整理し、希望する業界・職種・領域の範囲も固めておきます。

・雇用形態
正社員・契約社員・派遣・アルバイトなど、雇用形態は様々です。注意してみていきましょう。

・給与
転職でかならずしも給与が上がるとは言えません。生活に必要な最低額をあらかじめ計算しておくと、給与交渉の際の譲歩の目安となります。

・勤務時、休日・休暇
勤務時間が同じでも始業・終業時刻は異なってきます。フレックス制度を導入している場合はコアタイムの確認も行いましょう。休日についてもあなたの家庭状況やライフスタイルを考え、最低限希望する休日条件を考えておきます。

・勤務地、通勤時間
通勤時間は1時間半以内をおすすめします。企業側にとっても交通費が負担となり不利になることもあるからです。

・社風
歴史ある大企業かベンチャーか、ビジネスライクか家庭的か、放任主義が教育主義かなど企業の雰囲気はそれぞれです。特に前職で合わないと感じていた部分があれば、注意してみましょう。

転職活動にも成功して、いざ入社してみると思い描いていた会社と違っていた、すぐに倒産してしまった、などという事が無いように、企業研究は事前にしっかりしておきましょう。求人情報は人材を集めるために書かれているので客観的なデータは含まれません。企業側が提示する情報を全て鵜呑みにせずに、会社を訪問したり、周囲の人の生の声を聞くなど積極的に情報を集めましょう。

<会社選びの注意点>
・会社四季報に目を通し、売り上げが過去5年にわたり減少していたり、さらに経常利益もマイナスになっていたら注意が必要です。設備投資など何か特別な理由がない場合は、経営状況を疑ってみたほうが良いでしょう。

・頻繁に求人を行っている企業も注意が必要です。人材が確保出来ていないか、離職率が高い可能性があります。新規プロジェクトのための人員確保などの理由がなければ応募を検討してみたほうが良いでしょう。

・同じ業界内の多の企業と比べて、給与が非常に良い企業には注意が必要です。これも離職率が高いため給与に高さで人材を集めている可能性があります。四季報で離職率や福利厚生など給与以外もチェックしてみましょう。

・将来の安定性はもちろん重要ですが、大手企業ならば安心というわけではありません。たとえ小規模なベンチャー企業であっても大手企業であっても突然のリストラという事態は起こりえます。その際に一人の分担業務の領域が広く、ビジネスの流れも速いベンチャー企業は、大手企業の数年分の経験を積めることもあります。将来の安定性という理由だけで大手企業を選ぶのなら、ちょっと考えた方が良いでしょう。

転職エージェントとは、人材紹介会社が提供するサービスの一つです。転職活動を行う際に一人ひとりにキャリアカウンセラーが付き、マンツーマンで志望企業選びから内定後の円満退社まで、転職の総合的支援をしてくれるサービスです。

現在年間転職者数はおよそ35万人にも上ります。そのうち15%が「転職エージェント」を利用しています。それは、個人での就職活動に比べてメリットが多いからです。

転職エージェントを利用すると、直接企業に応募することはできません。しかし、その代わりに転職エージェントのカウンセラーとのカウンセリングを進めながら、自分のキャリアの分析(キャリアの棚卸し)や応募書類の作成をすることができるなど大きなメリットがあります。さらに提出書類の添削や面接の指導も行うなどサポートも充実しています。これらのステップを経て初めて企業へ応募となります。転職後のフォローや相談を行ってこれる転職エージェントがほとんどですので、転職後も安心です。

一人で転職活動を行うのが不安な人、転職のやり方が分からない人は転職エージェントの利用をお勧めします。また、転職エージェントのサービスは全て無料で利用することができます。

転職エージェントは企業情報を掲載する転職サイトとは違い、「かならず会社出向いてカウンセリングを受けなければいけない」という制約はありますが、求職者と企業の、面接のアポイントメントから雇用条件の交渉まで全てを転職エージェントのキャリアカウンセラーが代行してくれるというメリットもあります。

転職エージェントよりも、もっと気軽に転職先企業を探すことができるのが民間の人材紹介会社・新聞社・就職情報誌を発行する出版社などが提供している「転職サイト」です。転職サイトを利用することで、インターネットの環境さえあれば、24時間どこでも求人情報を検索したり、企業に応募するなど転職活動が行えます。

転職サイトは単なる求人情報のデータベースではなく、ユーザ登録(会員登録)をすることによって、さらに便利に利用することができます。気になる求人情報の保存、WEBエントリーシートの作成・管理や複数の企業への一括送信など便利な機能を利用できます。また、自分の転職活動状況の履歴(企業への応募履歴など)も保存できるので、転職サイトを利用するのならユーザ登録をおすすめします。

また、メールで相談できるサービスや、転職サイト上から自己分析ができるサービスもあり。転職サイトといえども、転職エージェントに負けないサポートを行っています。

自分から企業にアプローチする他にも、自分のプロフィールや職務経歴書を匿名で転職サイトに公開し、それに興味を持った企業からアプローチを待つスカウトサービスがあります。相手先企業から声が掛かるので、転職活動を有利に進めることができますが、その分特筆すべきスキルや経歴がない人には難しい方法となっています。スカウトサービスは求人情報の検索と併用して利用するのが良いでしょう。

転職先企業を探すには、労働厚生省が運営しているハローワークを利用する方法もあります。ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」と言い、「職安」と略されることもあります。

ハローワークは日本全国に約600箇所あり、就職のための様々なサービスを無料で利用することができます。ハローワークで行っているサービスは以下のものがあります。

1.職業紹介
ハローワークに設置されているパソコンから求人の検索が行うことができます。パソコンからは他の地域のハローワークの求人も探すこともできます。気にいった求人が見つかったら、窓口の職員にその企業への求人を依頼します。もし気に入った求人と応募条件が多少合わない場合でも、ハローワークの職員が利用者に代わって企業に交渉してくれます。

2.職業相談
就職活動に関わる様々な相談を窓口ですることができます。また、じっくりと相談したい人のために、民間のキャリアカウンセラーに予約制で相談ができるサービスを行っているハローワークもあります。

3.雇用保険の給付
求職活動を行っている人が、失業中の生活の心配をしなくても済むように、失業等給付金や自発的にスキルを付けようという人のために必要な給付を行います。

4.その他
ハローワークでは、就職に必要な資格や能力を身に付けるための訓練コース、希望する職業の求人状況や平均賃金の情報提供など、求職者を支援するための様々なサービスを行っています。

転職エージェント、転職サイト、ハローワークなどのサービスは全て無料で利用することができます。自分の転職スタイルに合わせて、転職エージェント、転職サイト、ハローワークを使い分けたり併用するのが、上手な転職活動のコツです。

本当に転職活動を成功させたいのなら、本マニュアルでは転職エージェントの業界最大手・リクルートエージェントをお勧めします。

リクルートエージェントは日本で最大の人材紹介会社、紹介実績は年間2万6000人以上と日本一の実績を誇ります。自分でも気がつかない強みやスキルを客観的に判断し、そこから新たなキャリアを積む転職先を探すお手伝いをしてくれます。サービスの利用は無料で、今すぐの転職を望んでいない人も、まずはキャリアの相談からはじめてみると良いでしょう。

リクルートエージェントのサービスを利用するには、まずはリクルートエージェントのWEBサイトから「転職支援サービス」に申し込みます。申し込みから一週間以内にリクルートエージェントから連絡があり、その後来社をして担当スタッフと面談という流れになります。

面談ではあなたのキャリアプランを一緒に考えていきます。その後、キャリアプランにぴったりの企業を提案し、応募する企業が決まったら面接です。面接の日程・条件等はあなたに代わってリクルートエージェントのキャリアアドバイザーが交渉を行ってくれます。内定が決定した後も、入社日の調整・退社のための手続きのアドバイスもしてくれます。

リクルートエージェントの魅力は求人情報の多さと質の高さにあります。豊富な求人情報で、あなたのキャリアプランにマッチした企業が必ず見つかります。また、プロのアドバイザーがマンツーマンで「業界・職種の転職市場動向」「年収相場」「おすすめキャリアプラン」を無料で査定、客観的な視点からスキルをチェックし、転職先を提案してくれます。

はじめての転職を成功させたい人には、リクルートエージェントがあなたの転職の良きパートナーになってくれます。

求人広告に掲載されている情報とその読み方を説明します。

職種:企業によって領域が異なる場合があります。例え同じ営業であっても、電話での営業・訪問営業、顧客サポートか新規開拓かで大きく違います。求人広告にはそこまで詳しく載らない場合があるので、電話や面接時に確認してみましょう。

資格:学歴や年齢などの制限ですが、あくまでも目安程度です。多少はずれていても熱意や能力があれば、関係なく採用する企業がほとんどです。条件だけ見て応募を諦めず、まずは聞いてみましょう

勤務地・勤務時間:転勤の有無、残業の実情などは別に聞く必要があります

給与:これは固定給制と固定給+歩合給制があります。最低でも表記金額は保証されます。給与に幅がある場合は、経験や能力を考慮して決められます。

休日・休暇:有給休暇は基本的には入社半年後からとなります。休日が土日・祝日とは限りません。また、1ヶ月のうちで1週でも休みが2日あれば「週休2日制」になります。毎週2日の休みがある場合は「完全週休2日制」と表記されますので注意しましょう

待遇:各種手当て・昇給・賞与など

従業員数・社員数:前者はパート・アルバイト・派遣社員も含まれます

年商:一年間の売り上げのこと、利益ではなく、取引金額を指します

自由欄:企業が最も伝えたいことが書かれています。しっかりと目を通し、その企業の考えを理解しておきましょう

応募方法:「履歴書郵送」ならば書類選考後に面接、「電話連絡」ならば電話で面接の日時を決定となります。どちらにせよ、応募方法をよく読み、指示に従いましょう。

パソナキャリア

総合人材サービス大手パソナの人材紹介会社で、パソナの取引先企業12,000社から寄せられた求人件数は約14,000件業界トップクラスを誇ります。求人企業も営業・IT系・機械・医療・金融まで幅広いのが強みです。取引実績を見ると有名な大手企業の名前が並んでいるおり、ネットワークが広いのがわかります。転職エージェント選びで迷ったら、まず実績と求人数の多いパソナキャリアは登録しておきたい。初めて転職エージェントを利用する方にオススメです。

   
おすすめ度 求人数 非公開求人 対応地域 得意業種
約14,000件 非公開 全国 全て
DODA(デューダ)

CMでも有名なDODA(デューダ)は、インテリジェンスが運営する人材紹介サービスです。業界トップクラスの非公開求人数を誇り、全国に拠点を持っているので地方やUターン転職にも強いのが特徴です。女性の転職実績も多く、男性だけでなく女性の転職にも強いのがわかります。人材紹介と幅広い分野で人材サービスを展開するインテリジェンスの幅広いネットワークは、都市部だけではなく地方の転職に欠かせない転職エージェントです。

   
おすすめ度 求人数 非公開求人 対応地域 得意業種
約3,200件 約32,000件 全国 全て
マイコミエージェント Woman Will

マイコミエージェント Woman Willは、人材コンサル企業として実績のあるマイコミグループの女性の転職に特化した転職エージェント女性の各業界専任のキャリアコンサルタントが揃っており、女性に評判がよい。また、マイコミグループで培った大手企業とのパイプが強く、他社にはない多くの大手優良企業や独占求人を持っているのが強み。全国に拠点を持っているので、地方にも強い。女性の転職初心者は必ず登録しておきたい転職エージェントです。

   
おすすめ度 求人数 非公開求人 対応地域 得意業種
約300件 約1,700件 全国 全て
typeの人材紹介

女性専門の転職サイト「女の転職@type」を運営している人材紹介会社で、それを通じたネットワークが幅広いのが強みになっています。特にIT系や外資系に太いパイプを持ち、他社にはない貴重な求人情報を多数保有しています。コンサルタントのレベル・求人の質ともに高く、利用者から非常に評価の高い人材紹介会社である。首都圏のみなのが弱点だが、逆に首都圏・関東近郊で転職を考えている女性の方には必須の転職エージェントです。

   
おすすめ度 求人数 非公開求人 対応地域 得意業種
約800件 約15,000件 首都圏 IT系、外資系、コンサル業界
JACリクルートメント

JACリクルートメントは海外にも拠点を持ち、外資系転職に強い特徴を持つ人材紹介会社。知名度はあまり高くありませんが、求人数は1万件以上とパソナキャリア、DODA次ぐ規模を誇る転職エージェントです。また、大阪、京都、神戸に拠点があり、関西圏の求人に強い。各業界専門のコンサルタントもおり、サポートもしっかりしている。大手・優良企業の非公開求人は約70%と高く関西や外資系の転職には必ず利用したい転職エージェントです。

   
おすすめ度 求人数 非公開求人 対応地域 得意業種
約12,000件 約10,000件 関東、中部、関西、海外 全て、外資系